CodeSandboxからGitHubリポジトリを新規作成できない場合の対処法
CodeSandboxで、突然、GitHubリポジトリを新規作成できない事象が発生したので、そのエラー内容と対処法を確認する。
エラー内容
CodeSandbox画面左サイドバーのGitHubアイコンをクリックし、新規作成(Create new repository on GitHub)しようとした際に、エラーで失敗した。
表示されたのは下記メッセージ。
Unable to create the repo. Please refresh and try again or report issue.
No commit found for SHA: master'
原因としては、リポジトリ名の変更に伴い、GitHub側でリポジトリを削除したことが関係していると考えられる。
・CodeSandboxからGitHubリポジトリを新規作成(1回目)
・CodeSandboxからGitHubリポジトリを新規作成(2回目)←失敗
対処法
WebブラウザのキャッシュとCookieを、すべて削除することで事象は解消された。
CodeSandboxからGitHubへの連携手順
ReactやVue、Angluarなどのモダン技術が環境構築なしで開発できる便利なCodeSandbox。
作成したコードをそのままGitHubへ連携できる点が大変便利である。
GitHubへの連携手順
CodeSandbox: Online IDE for Rapid Web Development
事前準備:GitHubへの登録をしておこう。
※CodeSandboxはGitHubアカウントでログイン可能。
①CodeSandbox画面右上の青ボタン「Create Sandbox」
②テンプレートの選択
③コーディング
※一旦そのままでも可。
④画面左のサイドバーのGitHubロゴを選択し、リポジトリ名を入力。
⑤'Create new repository on GitHub'ボタンで完了。
※正常に完了すると 'Forked sandbox!' と表示される。
画面右上のAbout欄に、'Created with CodeSandbox ' と表示され、リンクを押すとCodeSanbox上で再編集&再push可能となる。
転職に役立つ!システムエンジニアのポートフォリオ3選
近年、システムエンジニアが転職する際に職務経歴書や履歴書だけでなく、ポートフォリオを要求されるケースが増加している。
しかし、普段からGitHubにソースコードを格納していたり、個人的にWebサイトやアプリの作成実績があるという人ばかりではないだろう。
そのようにソースコードを公開していない人や、プライベートではあまりプログラミングをしない人に、ポートフォリオは必要なのか?
また、どのようなポートフォリオを作成すればよいのだろうか?
ポートフォリオとは?
ポートフォリオ本来の定義は、「書類入れ。紙ばさみ。」
あるいは「現金・株式・債権など各種の運用資産を分割投資すること。」である。
システムエンジニアにおけるポートフォリオとは、一般的にコーディング実績やシステム成果物(Webサイトやアプリなど)のことである。
たとえば下記フリーランスサイトでは、プロフィール登録時にポートフォリオを任意要求される。
ポートフォリオ3選
HodaLab!
PHP+MySQLでポートフォリオ作成 - Qiita
独自性のあるシステム(自ら考えた課題)で、作成背景や要件が掲載されているため、面接時に聞かれてもアピールしやすいポートフォリオです!
Rio Sanka's portfolio
Ruby on Railsによって開発されたWebアプリで、説明・技術・GitHub・DEMOがあり、こちらも理想的なポートフォリオです!
実績をつくろう!
紹介したようなポートフォリオを作成するには、どうしても時間が掛かってしまう。
そこで、『とりあえずポートフォリオを作ってみたい!』という人に向けて、最短で実績を作成する手順を確認しよう。
①技術書に掲載されているサンプルを参考に開発する。
②GitHubへ公開する。
※GitHubへの公開方法は下記の動画が非常に分かりやすい。
③ブログやホームページ、ポートフォリオ作成サイトで実績をまとめる。
下記の情報を付随すると尚良いだろう。
・作成背景(なぜそのシステムが必要と思ったのか)
・作成期間
・使用した言語、ツール
・DEMO(URLやスクリーンショット)
・GitHubのURL
さいごに
フリーランスや即戦力を求めるようなベンチャー企業へ転職する場合は、ポートフォリオを任意要求されるケースがあるため、日頃から準備する方がよいだろう。
一方で中堅・大手SIerへ転職する場合は、すぐに用意する必要はないかもしれない。
いずれにせよ、一人でシステム開発するということは、かなり時間が掛かるため少しずつ準備するに越したことはない。